キングコングって何度も映画に登場してますよね。 最初にキングコングが映画に登場したのは「キングコング」(1933)。 その後、続編、リメイク、リブート、ゴジラとのバトル、メカコングとの戦いといろいろと登場。オリジナル版だけでも1976年と2005年に2回…
テータム・オニールって覚えてますか? 僕ら世代には、そこそこ人気にあった女優さんです。 70年代には巻頭に彼女のカラー写真がデカデカと載ることも多々ありました。 すんげー可愛いというワケではないんですが、ソバカスがあって、愛嬌があって、隣のちょ…
「ジョーズ」(1975)の大ヒットにより、70年代後半から「動物パニック映画」が流行りました。 襲ってくるのが熊だったり、シャチだったり、タコだったり、無人の車だったり、と色々登場。 その中で本家「ジョーズ」のスピルバーグ監督も認めたと言われてる…
小学校の時に「スーパーカーブーム」がやってきました。 70年代後半のことです。 本当に鮮烈な体験でした。 勿論「サーキットの狼」は読んでましたし、スーパーカー消しゴムも集めてました。 その頃、定期的にTVで放送されていた映画が「バニシング in 60」…
吸血鬼映画って、90年代ぐらいから貴族色が強くなった気がします。 元々、ドラキュラ伯爵=貴族でしたが、家族はいなし、手下は妖怪みたいな吸血鬼でした。 でも「インタビュー・ウイズ・バンパイア」(1994)や「アンダーワールド」(2003)「ブレイド」(1…
最近、殺伐とした映画のレビューが多かったので、ここでちょっと軽めの映画。 ゴールディ・ホーン主演の「プライベート・ベンジャミン」(1980製作/1981日本公開) 70~80年代までよく作られてた軽めのラブコメです。 見終わって「あー、面白かった。ところ…
「ローラーボール」(1975)。 近未来、管理社会となった世界では、合法的に殺人ゲームが行われていた・・・ もうこれだけで中二病を熱くさせるものがありますよね。 僕もそんな設定に熱くなった一人です。(当時は小学生でしたが) 劇場では見れなかったの…
ジェームス・グリッケンハウスって名前を聞いて、「おー懐かしい」と思う人は相当のヲタクです。 そんな彼の隠れた名作(?)が「ザ・ソルジャー」(1982)。 大昔に劇場で見た時は面白かったんですが、今見るとどうでしょうか? (あらすじ) アメリカで核…
えー、昭和のカルト映画を語る上で、ヲタクな人たちが「外せない」作品ってあるんですよ。 例えば、僕が溺愛する「ロッキーホラーショー」「ファントム・オブ・パラダイス」「デスレース2000年」もその類です。 そんな昭和カルトの「外せない」作品の中には…
今回レビューしたのはショーン・コネリー主演のSF映画「アウトランド」(1981)。 「スターウォーズ」に始まる昭和のSF映画ブームの中で作られた一本です。 だけど、ショーン・コネリーのフィルモグラフィーの中で埋もれてしまっている一本だと思います。 い…
外国映画って時々、原題とは関係のない、とんでもない邦題を付けられます。 特にホラー映画はその傾向が強いんじゃないでしょうか。 サム・ライム監督「Evil Dead」は「死霊のはらわた」だし、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビシリーズの三作目「Day of the …
公道を使ってアメリカを横断するレースを描いた「キャノンボール」(1981)。 70年代から流行ったオールスター映画でもあります。 勿論、当時のお約束でポスターにも俳優がズラズラと描かれています。電飾みたいです。 この豪華布陣の「キャノンボール」、無…
ちょっと前から吹替版ブームっていうのがありますよね。 映画のDVDにTV放映時の吹替音声を特典としてつけたり、有料放送で「懐かしの吹替版」を放送したり。 特に昭和の吹替は人気があるみたいです。 僕みたいに「映画はTVで見て育った」世代狙いですよね? …
中学生ぐらいまで一人で映画館には行けませんでした。 また当時は家庭にビデオなんてなく、当然レンタルビデオもサブスクもありません。 だからその頃の映画の主戦場は「日曜洋画劇場」や「水曜ロードショー」といったTVでした。 話題の映画が放送された翌日…
80年代の妖しい映画と言えばジョン・カーペンター。 このブログでは初監督作品「ダークスター」と製作総指揮をした「フィラデルフィア・エクスペリメント」を取り上げました。 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com pagutaro-yokohama55.hatenablog.com しか…
サブスクって偉大です。 好きな音楽が、思い立ったらすぐに聴けるのが良いです。 僕はお風呂の中にスマホを持ち込んで、よく懐かしい曲をサブスクサーフィンしてます。 何故かお風呂の中の方が聴いてみたい古い曲を思い出しやすいんですよ(笑) さて「懐か…
ちょっと殺伐とした映画が続いたので、趣向を変えて今回は青春映画。 「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」(1986) 1980年後半と言えば、世の中に若手スターがいっぱい登場して、彼らを主演に据えた青春映画が流行った時代です。 これはその中の忘れ…
やっぱり僕らの世代はブライアン・デ・パルマ監督は避けて通れません。 そんなワケで今回は「殺しのドレス」(1980製作/1981日本公開)です。 スリラー/ホラー監督として知名度がグングン上がっている時の一品です。 (あらすじ) 欲求不満の中年主婦ケイト…
今回は「狼男アメリカン」(1981製作/1982日本公開)。 前々回が「カリギュラ」(エロ)→ 前回が「キャットピープル」(エロ/変身)、ということで今回は「狼男アメリカン」(変身)にしてみました。連想ゲームです。 81~82年の変身物三作目です。 (あらす…
今回は「キャットピープル」(1982)。 1942年の映画のリメイクです。 当時、人気急上昇中だったナスターシャ・キンスキー主演のエロティックホラーという売り込みでした。 前回、「最近、エロポイントがある映画のレビューが多いので、今度はそっちも軌道修…
「カリギュラ」(1980) 僕と同世代(50代)の人には、「エマニュエル夫人」(1974)と共にタイトルだけが頭にこびりついてる映画ではないでしょうか。 ローマの残虐王カリギュラを描いた映画。 出演者も有名俳優が揃い、有名脚本家がシナリオを書いてます。…
【東京湾炎上】の時に、ちょこっと題名を出した【ブルークリスマス】(1978)。 侵略物のSF映画ですが、特撮らしい特撮は一切出てきません。 でもれっきとしたSF映画です。 そして政治スリラーでもあります。 (あらすじ) 世界各地でUFOが出現し、目撃者の…
当時、見たことなくて、今でも気になっている映画が何本かあります。 その一本がこれ、「TATOO<刺青>あり」(1982)。 天下のキネ旬で年間6位になっているし、ブルーリボン賞のベストテン入りもしてます。 このブログにややふさわしくない(?)、正当な…
今回、レビューするのは日本映画「東京湾炎上」(1975)。 「日本沈没」の大ヒットを受けて、邦画でもパニック映画が流行った時期に作られた一本です。 主演は我らのヒーローと言えばこの人、藤岡弘さんです。(まだ「、」がない頃) (あらすじ) 東京湾に…
クリント・イーストウッド監督・主演の軍事アクションドラマ「ファイヤーフォックス」(1982) 当時、本国では結構ヒットしたらしい(当時のイーストウッド主演映画の最高興行収入だとか)ですが、彼の映画の中では異色扱いされ、マニア以外に取り上げられる…
「スペースバンパイア」(1985) 名前が安易ですよね。中学生でも分かる簡単な単語をつなげただけの、B級映画臭がプンプンするタイトル。 原題は「Lifeforce」なので、日本で付けられたタイトルです。 ややこしいのは、原作の本のタイトルが「the Space Vamp…
今回取り上げるのは「フレッシュゴードン」(1974製作/1978日本公開)。 <レ>の方です。 1980年制作の<ラ>の方もカルトですが、今回はよりカルトな<レ>。 いずれ<ラ>の方も取り上げますので、そちらのファンはしばしお待ちを。 (あらすじ) 惑星ポ…
今回レビューするのは渋い刑事ドラマ「マシンガンパニック/笑う警官」(1973製作/1976日本公開) 主演は日本でも名が通っていたウォルター・マッソーだったんですが、やはり渋過ぎたんでしょうかねぇ。 (あらすじ) サンフランシスコで、真夜中に路線バスで…
今回、皆様にご紹介するのは「フィラデルフィア・エクスペリメント」(1984)。 有名な都市伝説「フィラデルフィア計画」を元にしたSF映画です。 公開当時はその都市伝説を「ジョン・カーペンターが映画化!」という触れ込みでした。 (あらすじ) 第二次世…
「ハウリング」(1981)は当時現代風にアレンジされた狼男映画です。 昔から「狼男」って言いますけど、この「男」って「人」っていう意味ですよね。 だから正確には「人狼映画」でしょうか。 人狼ってなんか今風ですよね。 (あらすじ) 頻発する猟奇殺人事…