パグ太郎の<昭和の妖しい映画目撃者>

昭和の映画目撃談&時々その他いろいろ

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【帝都物語】大正ロマンSFとしてイイ線いってるけど消化不良

史実が虚構と入り交じる話って面白いですよね。 歴史上の人物が、実はこんなことをしていた、みたいなSF。アニメの「文豪ストレイ・ドッグ」と似たような系譜なのかな? 「帝都物語」(1988)はまさにそんな一編。 登場人物の大半は歴史上の実在人物。彼らが…

【ビリー・ザ・キッド/21才の生涯】本当の主役はビリー・ザ・キッドではない

男の美学とバイオレンス。 中二病ってそういうの好きですよね。 当然、僕も憧れました。 男の美学とバイオレンスにまみれた映画と言えば、サム・ペキンパー。 だから僕の世代の男の子の映画ファンって、一度はサム・ペキンパーに憧れるんじゃないんでしょう…

【サスペリア】原色の美学、ここに極まる

「決して一人では見ないで下さい」 公開当時、このキャッチコビーがめちゃめちゃ流行りました。 当時の怪物番組「8時だよ、全員集合!」でもパロディにされてたぐらいです。 (確か、志村さんか加藤さんがいかりや長介さんの顔を指差して、「決して一人では見…

【スクープ・悪意の不在】現代でも通じる報道の在り方を問う娯楽作

僕が子供の頃はポール・ニューマンは大スターでしたが、僕が中学生を過ぎる頃には出演作も少なめになってきて、やや外れの映画が多くなってきた時期だったように思えます。 そんな時期に見たのが「スクープ・悪意の不在」(1981製作/1982日本公開)。 実は、…

【勝利への脱出】サッカーヲタクになった今なら楽しめる佳作

あの時、つまらなっかた映画は本当につまらない映画なのか?を検証するシリーズはまだまだ続きます。 今回はシルベスター・スタローンとマイケル・ケイン主演の戦争映画「勝利への脱出」(1981)。 これも今回PRIME VIDEOの100円セールでポチるまで、「気が…

【タイム・アフター・タイム】適度にハラハラするコンパクトなSF娯楽作

「スターウォーズ」(1977)に始まったSFブーム。そのブームの中で有象無象のSF映画が作られました。その中で作られたSF映画が「タイム・アフター・タイム」(1979製作/1981日本公開)。 タイムトラベル物で、19世紀のロンドンと現代(20世紀)のサンフラン…

【ワイルド・ギース】シニア世代の仲良し戦争話?

戦争映画って大体、第二次世界大戦とかベトナム戦争とか、実際にあった戦争を舞台にしたものが多いと思うんですが、たまに傭兵が描かれる映画が作られます。 中学生~高校生ぐらいって、そういう傭兵がカッコいいっていう中二病的な発想になる年頃。 そんな…

【喜劇競馬必勝法】昭和のサラリーマン喜劇の王道を楽しむ!

「喜劇競馬必勝法」(1967) 当然、リアルタイムで見てないですし、TVでも見たこともありません。 もっと正直に言えば、つい最近までその存在さえ知りませんでした。 何でこんな映画を見たかというと、シリーズ二作目の「喜劇競馬必勝法 大穴勝負」(1968)…

【テン(10)】当時の世間の評価は間違ってる?チグハグなコメディ

中年男の迷いを描いたコメディ。 監督は「ティファニーで朝食を」(1961)や「ピンク・パンサー」シリーズのブレイク・エドワース。コメディの名匠と言われてる方です。 そんな彼が作ったの大人のコメディが「テン(10)」(1979製作/1980日本公開)。 僕の…