SF
SFブーム中に公開された映画の一本「銀河伝説クルール」(1983製作/1984日本公開) よくあるB級娯楽映画の一本。 プライムビデオの100円セールで見かけるまで、その存在をすっかり忘れてました。 遠い記憶を辿ると、手裏剣みたい武器を持った主人公のイメージ…
僕の敬愛する監督、デヴィッド・クローネンバーグの出世作「スキャナーズ」(1981)。 彼はこの後、「ザ・フライ」(1986)を作ったりしますが、僕的には「ヴィデオドローム」(1983)や「裸のランチ」(1991)の不可解ぶりが好きてした。 今では作家性の高…
70年代ってディストピア映画が流行ってた気がします。 当時は公害問題や東西冷戦、フラワームーブメントの終焉などがあって、みんなが未来に不安を持ってたからでしょう。 (その頃、日本でも「ノストラダムスの大予言」が流行りましたねー) そんなディスト…
一応、未来世界を描いているのでSF映画ですが、映画マニアの分類は「カルト映画」。 それが「未来惑星ザルドス」(1974)。 SF映画・カルト映画マニアの間では超有名作ですが、僕がこの映画を初めて見たのは、実は一年前でした。 SF映画ファンを自認してるく…
当時、鳴り物入りで公開されたファンタジー映画「ネバーエンディングストーリー」(1984製作/1985日本公開)。 原作は海外では有名な童話(?)「終わりなき物語」。 で、当時の率直な感想は「????」 その感想は正しかったのか?それとも若気の至りだった…
「2001年宇宙の旅」(1969製作) 説明不要の名作ですね。 この映画をこのコラムで取り上げるのも、どうかと思います。 名作だけでなく、「オネアミスの翼」(1987)同様にレーザーディスクもブルーレイも持ってるし、何年に一度は見ている映画。 そんな映画を何…
「エヴァンゲリオン」のガイナックスの第一回長編アニメ、「オネアミスの翼」(1987製作)。 正直、このブログの趣旨である「僕的に怪しい映画を見てみた!」から外れています。 普通に良いアニメだし、レーザーディスクもDVDも持っていて、何年に一度は定期的…
子供の頃の特撮っていったらゴジラやウルトラマン、ガメラと並ぶヒーロー(?)が「大魔神」(1966)。 怒ると顔が変わるというアイディアはいろんなところに流用されました。 リアルタイムでは見てないんですが、子供の頃に繰り返しTVで放送していたので、…
10代に「スターウォーズ」(1977)から始まるSFブームの洗礼を受けた世代にとって、ちょっと甘酸っぱい思い出がある映画。 それが「さよならジュピター」(1984) 日本初の本格ハードSFという謳い文句で、製作段階から日本SF界のお歴々が名を連ねていました…
今回レビューするのは「ガンヘッド」(1989)。 日本発の本格巨大ロボットSF、らしいです。 裏設定も含めてハードSFってことで、マニアの間ではそこそこ有名な作品。 実はこの映画、今まで見たことがないんです。 正直に言えば何となく避けていました。 見た…
「ガメラ」シリーズの記念すべき第一作「大怪獣ガメラ」(1965)。 ちょっと今までレビューしてきた映画より古めですが、せっかく見たので簡単にレビューしたいと思います! (あらすじ) 北極に核爆弾を搭載した国籍不明機が墜落、爆弾が破裂した。この影響…
超能力ものって好きなんですよね。 だって超能力って中二病の夢じゃないですか。 超能力映画って結構ありますよね。 「キャリー」「炎の少女チャーリー」「AKIRA」「エスパイ」・・・ そんな中で、密かに推しの映画があります。 それが今回調査をした「フュ…
キングコングって何度も映画に登場してますよね。 最初にキングコングが映画に登場したのは「キングコング」(1933)。 その後、続編、リメイク、リブート、ゴジラとのバトル、メカコングとの戦いといろいろと登場。オリジナル版だけでも1976年と2005年に2回…
「ローラーボール」(1975)。 近未来、管理社会となった世界では、合法的に殺人ゲームが行われていた・・・ もうこれだけで中二病を熱くさせるものがありますよね。 僕もそんな設定に熱くなった一人です。(当時は小学生でしたが) 劇場では見れなかったの…
今回レビューしたのはショーン・コネリー主演のSF映画「アウトランド」(1981)。 「スターウォーズ」に始まる昭和のSF映画ブームの中で作られた一本です。 だけど、ショーン・コネリーのフィルモグラフィーの中で埋もれてしまっている一本だと思います。 い…
80年代の妖しい映画と言えばジョン・カーペンター。 このブログでは初監督作品「ダークスター」と製作総指揮をした「フィラデルフィア・エクスペリメント」を取り上げました。 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com pagutaro-yokohama55.hatenablog.com しか…
【東京湾炎上】の時に、ちょこっと題名を出した【ブルークリスマス】(1978)。 侵略物のSF映画ですが、特撮らしい特撮は一切出てきません。 でもれっきとしたSF映画です。 そして政治スリラーでもあります。 (あらすじ) 世界各地でUFOが出現し、目撃者の…
クリント・イーストウッド監督・主演の軍事アクションドラマ「ファイヤーフォックス」(1982) 当時、本国では結構ヒットしたらしい(当時のイーストウッド主演映画の最高興行収入だとか)ですが、彼の映画の中では異色扱いされ、マニア以外に取り上げられる…
「スペースバンパイア」(1985) 名前が安易ですよね。中学生でも分かる簡単な単語をつなげただけの、B級映画臭がプンプンするタイトル。 原題は「Lifeforce」なので、日本で付けられたタイトルです。 ややこしいのは、原作の本のタイトルが「the Space Vamp…
今回取り上げるのは「フレッシュゴードン」(1974製作/1978日本公開)。 <レ>の方です。 1980年制作の<ラ>の方もカルトですが、今回はよりカルトな<レ>。 いずれ<ラ>の方も取り上げますので、そちらのファンはしばしお待ちを。 (あらすじ) 惑星ポ…
今回、皆様にご紹介するのは「フィラデルフィア・エクスペリメント」(1984)。 有名な都市伝説「フィラデルフィア計画」を元にしたSF映画です。 公開当時はその都市伝説を「ジョン・カーペンターが映画化!」という触れ込みでした。 (あらすじ) 第二次世…
今回はCG映画の先駆けと言われる「トロン」(1982) 「コンピュータ映像を全面採用したSF冒険映画」 みたいな売り込みだったと記憶しています。 が、映画館から出た時は、「うーん」という感じ。 点数でいうなら65点。 良くないような、でも悪いというほどで…
経験則として、トンデモ映画が一番発生し易いのはSF映画である。 それは中学生レベルの脳みそが最も思いつく、(自分たちだけが)心躍るストーリーを思いつく主なジャンルがSFだからではないだろうか。 そんなわけで今回、思い出すのは「メガフォース」(198…
前回は学生映画みたいな「アタック・オブ・ザ・キラートマト」のことを書きましたが、今回は本当の学生映画「ダークスター」(1974製作/1981日本公開?)です。 (あらすじ) 宇宙の彼方で、人類進出の邪魔となる惑星を破壊する任務を負って航行する宇宙船ダ…
「アタック・オブ・ザ・キラートマト」(1978製作/日本未公開)・・・ (あらすじ) 人類に積年の恨みを募らしたトマトたちが、無差別に人間を食べ始めた。しかし、立ち向かう政府、軍隊は間抜けな人材の宝庫だった・・・ 80年代にSFマニアだった人には、…