2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「アニマルハウス」(1978)を作ったアメリカのユーモア雑誌ナショナルランプーンの劇場映画第二弾「ホリデーロード4000キロ」(1983製作/1984日本公開) 公開当時、かなり期待してました。 アメリカでも大ヒットしたって話だったし。 だけど実際見たら、面…
SFブーム中に公開された映画の一本「銀河伝説クルール」(1983製作/1984日本公開) よくあるB級娯楽映画の一本。 プライムビデオの100円セールで見かけるまで、その存在をすっかり忘れてました。 遠い記憶を辿ると、手裏剣みたい武器を持った主人公のイメージ…
映像作家として映画史に名前を刻まれてるスタンリー・キューブリック監督の戦争映画「フルメタル・ジャケット」(1987製作/1988日本公開)。 僕が初めてリアルタイムで見れたキューブリック映画です。 そして見た時は半分満足、半分不満でした。 今回見直し…
「羊たちの沈黙」(1991)のレクター博士で世界的な俳優となったアンソニー・ホプキンス。 でも彼は若い頃から、映画ファンの間ではそこそこ名が知れた、地味目の俳優でした。 そんな若かりし頃の彼が主演したのが今回レビューする「マジック」(1979)。 当…
僕の敬愛する監督、デヴィッド・クローネンバーグの出世作「スキャナーズ」(1981)。 彼はこの後、「ザ・フライ」(1986)を作ったりしますが、僕的には「ヴィデオドローム」(1983)や「裸のランチ」(1991)の不可解ぶりが好きてした。 今では作家性の高…
僕の敬愛するデヴィッド・リンチ監督のメジャー一作目「エレファント・マン」(1980製作/1981日本公開)。 公開された当時は、映画史に残る文芸作のような売り込みでした。 確かにアカデミー賞候補にもなってたし。(8部門ノミネート。受賞なし) でも、今で…
子供の頃に見た映画の大半は、おおまかな印象と、どうでもいいシーンぐらいしか覚えてないです。 最近は、そのおおまかな印象が間違っているんじゃないかって思ってます。 特に「面白くない」っていう印象を持った映画は、「実は子供だったから、面白さが分…
70年代ってディストピア映画が流行ってた気がします。 当時は公害問題や東西冷戦、フラワームーブメントの終焉などがあって、みんなが未来に不安を持ってたからでしょう。 (その頃、日本でも「ノストラダムスの大予言」が流行りましたねー) そんなディスト…
一応、未来世界を描いているのでSF映画ですが、映画マニアの分類は「カルト映画」。 それが「未来惑星ザルドス」(1974)。 SF映画・カルト映画マニアの間では超有名作ですが、僕がこの映画を初めて見たのは、実は一年前でした。 SF映画ファンを自認してるく…
エンニオ・モリコーネ。 その名前は、昭和時代の洋画ファンには映画音楽の大御所として記憶されてます。 そんなエンニオ・モリコーネのドキュメンタリー、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」(2021製作/2023日本公開)が、先日公開されました。 昭和の映画で…
多分、今はこんなコメディ映画って作られないんじゃないだろうか、って思われる一本が「弾丸特急ジェット・バス」(1976)。 子供の時に映画雑誌「スクリーン」で載った楽しそうなイラストのポスターを見て、「見てみたい!」と思ってた映画です。 今では誰…