パグ太郎の<昭和の妖しい映画目撃者>

昭和の映画目撃談&時々その他いろいろ

70年代-洋画

【パラダイス・アレイ】スタローン初期の人情物。戦わないスタローンも良い?

今やアクションスターの大御所として語られるシルベスター・スタローン。 彼はチョイ役・脇役の長い下積時代を経て、「ロッキー」(1976)で一躍注目されました。 そんな彼の人情ドラマ「パラダイス・アレイ」(1978)をご存じでしょうか。 彼の半自伝とも言…

【ゴールド(1974)】ロジャー・ムーアが007に見える”パニック映画”

ロジャー・ムーアって007以外の印象って薄いんですが、結構いろんな映画に出てます。 そんな一本が「ゴールド」(1974製作/1975日本公開) 「007/死ぬのは奴らだ」(1973)の翌年に出演した映画です。 日本では「パニック映画」っていうカテゴリーで宣伝され…

【サンゲリア】イタリア製のカルトゾンビ映画と言われてるが・・・

「ゾンビ」(1979)の世界的ヒットで、ゾンビブームが起こりました。 当然、柳の下の二匹目のドジョウを狙った作品も多かったわけで、その中の一本が「サンゲリア」(1979製作/1980日本公開)。 製作はイタリア。 監督はホラーマニアの支持が熱いB級の巨匠…

【アニマル・ハウス】今だから分かる?スーパーダメ大学生コメディ

「アニマル・ハウス」(1978製作/1979日本公開)。 「ブルース・ブラザース」(1980)「狼男アメリカン」(1981)のジョン・ランディス監督の名を一躍有名にしたコメディ。 当時、大爆笑喜劇という触れ込みだったので、劇場まで行ったんですよ。 でも、残念…

【ジャバーウォッキー】幻の映画は幻のままで

横浜にある名画座シネマジャック&ベティのサイトを見たら、テリー・ギリアム監督の幻の単独監督デビュー作「ジャバーウォッキー」(1977製作/1980日本公開)が上映スケジュールにあるじゃないですか。 今回公開されたのは、4Kレストア版が出来たからです。 …

【がんばれ!ベアーズ】少年野球だけど、大人の成長談

いつの間にか世の中から消えてましたね。 家族映画っていうジャンル。 親も子も楽しめる映画。 その代表作が「がんばれ!ベアーズ」(1976)。 僕らの世代はみんなが知ってる映画でした。 数十年ぶりに楽しみたいと思います! (あらすじ) 問題児ばかり集め…

【コンボイ】これぞ、アメリカ版トラック野郎だ!

SF映画ブームの中、公開されたトラック映画「コンボイ」(1978)。 監督はバイオレンスの美学で有名なサム・ペキンパー。 主演は当時、俳優として大人気だったクリス・クリストファーソン(本職は歌手)。 宣伝にも力が入っていて、TVでCMが頻繁に流れてまし…

【フューリー(1978)】デ・パルマには超能力が似合う

超能力ものって好きなんですよね。 だって超能力って中二病の夢じゃないですか。 超能力映画って結構ありますよね。 「キャリー」「炎の少女チャーリー」「AKIRA」「エスパイ」・・・ そんな中で、密かに推しの映画があります。 それが今回調査をした「フュ…

【ピンク・フラミンゴ】史上最低のお下劣映画の真相はいかに

80年代からカルト映画好きのマストアイテムと呼ばれている奇作。 変態家族が変態ぶりを競うという、おかしな内容。 そして絶対的な存在感を放つ主演女優(?) その映画こそカルトの金字塔「ピンク・フラミンゴ」(1972製作/1986日本公開)。 遂にその映画に…

【キングコング(1976)】70年代風の深みを与えようとして見事に失敗

キングコングって何度も映画に登場してますよね。 最初にキングコングが映画に登場したのは「キングコング」(1933)。 その後、続編、リメイク、リブート、ゴジラとのバトル、メカコングとの戦いといろいろと登場。オリジナル版だけでも1976年と2005年に2回…

【ピラニア(1978)】一番悪いのはピラニアじゃない!お前らだ!

「ジョーズ」(1975)の大ヒットにより、70年代後半から「動物パニック映画」が流行りました。 襲ってくるのが熊だったり、シャチだったり、タコだったり、無人の車だったり、と色々登場。 その中で本家「ジョーズ」のスピルバーグ監督も認めたと言われてる…

【バニシング in 60】70年代のスーパーカーブームの定番と言えばこれ

小学校の時に「スーパーカーブーム」がやってきました。 70年代後半のことです。 本当に鮮烈な体験でした。 勿論「サーキットの狼」は読んでましたし、スーパーカー消しゴムも集めてました。 その頃、定期的にTVで放送されていた映画が「バニシング in 60」…

【ローラーボール (1975)】中二病の夢を外す、格調高いディストピアムービー

「ローラーボール」(1975)。 近未来、管理社会となった世界では、合法的に殺人ゲームが行われていた・・・ もうこれだけで中二病を熱くさせるものがありますよね。 僕もそんな設定に熱くなった一人です。(当時は小学生でしたが) 劇場では見れなかったの…

【モンティ・パイソン・アンド・ホリー・グレイル(吹替版)】原語至上主義者よ、この国宝級の吹替を見よ!

ちょっと前から吹替版ブームっていうのがありますよね。 映画のDVDにTV放映時の吹替音声を特典としてつけたり、有料放送で「懐かしの吹替版」を放送したり。 特に昭和の吹替は人気があるみたいです。 僕みたいに「映画はTVで見て育った」世代狙いですよね? …

【アラン・ドロンのゾロ】普通に面白い活劇。野沢那智さんが恋しい

中学生ぐらいまで一人で映画館には行けませんでした。 また当時は家庭にビデオなんてなく、当然レンタルビデオもサブスクもありません。 だからその頃の映画の主戦場は「日曜洋画劇場」や「水曜ロードショー」といったTVでした。 話題の映画が放送された翌日…

【フレッシュゴードン Space Wars】ませた小学5年生が考えた夢の映画?

今回取り上げるのは「フレッシュゴードン」(1974製作/1978日本公開)。 <レ>の方です。 1980年制作の<ラ>の方もカルトですが、今回はよりカルトな<レ>。 いずれ<ラ>の方も取り上げますので、そちらのファンはしばしお待ちを。 (あらすじ) 惑星ポ…

【マシンガンパニック/笑う警官】このカタルシスが素晴らしい

今回レビューするのは渋い刑事ドラマ「マシンガンパニック/笑う警官」(1973製作/1976日本公開) 主演は日本でも名が通っていたウォルター・マッソーだったんですが、やはり渋過ぎたんでしょうかねぇ。 (あらすじ) サンフランシスコで、真夜中に路線バスで…

【ホーリーマウンテン】キング・オブ・カルト!

今回は超カルト映画「ホーリーマウンテン」(1973製作/日本未公開) この映画を知ったのは、昭和も終わりでした。 キッカケは中学生の頃に、映画マニア雑誌で「日本未公開のエル・トポ(71年)っていうトンデモない映画があるらしい」というのを知ったことで…

【刑事マルティン・ベック】ヨーロッパ発の渋い刑事ドラマを覚えているか?

「刑事マルティン・ベック」(1976製作/1978日本公開) 渋い刑事ドラマです。 原作は有名な「刑事マルティン・ベック」シリーズの「唾棄すべき男」だそうです。 すみません、僕は読んでいません。 (あらすじ) 病院に入院中の警部が何者かに惨殺された。刑…

【テンタクルズ】サメだ、熊だ、無人の車だ、そしてタコだ!

今回取り上げるのは「テンタクルズ」(1977)。 ひなびたリゾート地に巨大なタコが襲ってくるっていう1977年の映画です。 (あらすじ) ひなびたリゾート地で人が次々と惨たらしい死体となって海で発見される謎の事件が発生。老新聞記者がその謎を追うと、地…

【ダークスター】「場が生み出した」傑作の印象操作

前回は学生映画みたいな「アタック・オブ・ザ・キラートマト」のことを書きましたが、今回は本当の学生映画「ダークスター」(1974製作/1981日本公開?)です。 (あらすじ) 宇宙の彼方で、人類進出の邪魔となる惑星を破壊する任務を負って航行する宇宙船ダ…

【アタック・オブ・ザ・キラートマト】恐ろしいのはトマトではなく、政府なのか?!

「アタック・オブ・ザ・キラートマト」(1978製作/日本未公開)・・・ (あらすじ) 人類に積年の恨みを募らしたトマトたちが、無差別に人間を食べ始めた。しかし、立ち向かう政府、軍隊は間抜けな人材の宝庫だった・・・ 80年代にSFマニアだった人には、…