戦争
1979年の「地獄の黙示録」以来、<ベトナム戦争の真実>を取り上げるブームがありました。アカデミー賞4部門を受賞した「プラトーン」(1986)を始め、多くの作品が作られました。どれも勇ましい戦争を描くのではなく、悲惨な現実を突きつける作品が主流で…
ちょっとだけ見てみよう、ちょっとだけあの映画に浸かってみよう 夜中にそんな気分になる映画はザラにありません。 大好きな「ブレードランナー」(1982)や「デューン/ 砂の惑星」(1984)でも、観客として映画を見る、になってしまうんです。 その映画の世…
世の中でこれだけ映画が公開されているので、当然忘れさられる映画というのがあります。 でもそんな映画に限って個人的に忘れられなかったりします。 今回レビューする「タップス」(1981製作/1982日本公開)もそんな一本。 僕が好きなカルト系の映画ではな…
傭兵映画って気になるんですよね。 中二病的にはロマンがあるじゃないですか。 このブログでも「ワイルド・ギース」(1978)と「戦争プロフェッショナル」(1968)を取り上げました。 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com pagutaro-yokohama55.hatenablog.co…
子供の頃、購読していた雑誌「スクリーン」には、何故か成人向け洋画を紹介するコーナーがありました。 勿論、割かれた紙面は、普通の映画より断然小さいですし、モノクロでしたが、小学生の僕には十分刺激的だったのは、言うまでもありません。 今でも目を…
ドイツ軍がカッコ良く描かれてる戦争映画と言えば、まず思い浮かぶのが「鷲は舞いおりた」(1977)。 優秀で男気のある隊長に率いられ、英国首相チャーチル誘拐という特殊任務を実行しようとするドイツ空挺部隊の話。 初めて見たのは初公開時に、親に連れら…
「戦争プロフェッショナル」(1968) この映画のことを知ってると人は少ないんじゃないかと思います。 僕でさえ子供の頃は、タイトルだけ知ってる程度。 まぁ、覚えやすいタイトルですもんね。 親の影響もあって、小学生の低学年からガチガチの映画ファンに…
このブログで、昭和の時代に見たっきり、数十年ぶりに見返す映画のレビューを定期的に載せてます。 時々、「公開当時、全く面白くなかったんだけど、今見たらどうなんだろう?」という、ちょっと意地悪な目(?)で再見してるのもあります。 が、その中には…
クーデターって、独特のゾクゾクする緊張感がありますよね。 日本を舞台にしたクーデターを扱った映画がありました。 それが「皇帝のいない八月」(1978)。 日本映画の中でもとりわけ強く印象に残っています。 最初に見たのはTV。 偶然後半を見たんですが、…
あの時、つまらなっかた映画は本当につまらない映画なのか?を検証するシリーズはまだまだ続きます。 今回はシルベスター・スタローンとマイケル・ケイン主演の戦争映画「勝利への脱出」(1981)。 これも今回PRIME VIDEOの100円セールでポチるまで、「気が…
戦争映画って大体、第二次世界大戦とかベトナム戦争とか、実際にあった戦争を舞台にしたものが多いと思うんですが、たまに傭兵が描かれる映画が作られます。 中学生~高校生ぐらいって、そういう傭兵がカッコいいっていう中二病的な発想になる年頃。 そんな…
映像作家として映画史に名前を刻まれてるスタンリー・キューブリック監督の戦争映画「フルメタル・ジャケット」(1987製作/1988日本公開)。 僕が初めてリアルタイムで見れたキューブリック映画です。 そして見た時は半分満足、半分不満でした。 今回見直し…