パグ太郎の<昭和の妖しい映画目撃者>

昭和の映画目撃談&時々その他いろいろ

コメディ

【カメレオンマン】フェイクドキュメンタリーのお手本

ちょっと今までとは毛色の違う映画を。 ウッディ・アレンの「カメレオンマン」(製作1984/日本公開1985)。 ウッディ・アレンって大昔はちょっとバタ臭いコメディアン兼コメディ作家だったのに、「アニーホール」(1977)でアカデミー監督賞を取ってから、日…

【アニマル・ハウス】今だから分かる?スーパーダメ大学生コメディ

「アニマル・ハウス」(1978製作/1979日本公開)。 「ブルース・ブラザース」(1980)「狼男アメリカン」(1981)のジョン・ランディス監督の名を一躍有名にしたコメディ。 当時、大爆笑喜劇という触れ込みだったので、劇場まで行ったんですよ。 でも、残念…

【ジャバーウォッキー】幻の映画は幻のままで

横浜にある名画座シネマジャック&ベティのサイトを見たら、テリー・ギリアム監督の幻の単独監督デビュー作「ジャバーウォッキー」(1977製作/1980日本公開)が上映スケジュールにあるじゃないですか。 今回公開されたのは、4Kレストア版が出来たからです。 …

【ルパン三世 念力珍作戦】ルパン三世のエッセンスを上手に抜き出したマンガ映画

前回の「嗚呼!!花の応援団」(1976)に続いて、マンガ映画をレビューします。 それはあのルパン三世。 小栗旬さんが実写化(「ルパン三世」(2014)より40年前に実写化されてたんですね。 それが今回レビューする「ルパン三世 念力珍作戦」(1974)。 製作…

【嗚呼!!花の応援団】嗚呼!!懐かしき昭和のマンガ映画

「嗚呼!!花の応援団」と聞いて、ある一定の年代は妙な懐かしさを感じるんじゃないでしょうか。 嗚呼!! 花の応援団 (1) 作者:どおくまん,太地大介 eBookJapan Plus Amazon 思い出すのは何よりも大ヒットマンガ(1975-1979)。 あまりのヒットにプラモデ…

【大逆転】これぞエディ・マーフィーとジョン・ランディスが作った傑作

ジョン・ランディス監督の隠れた良作「大逆転」(1983)。 面白いし、出演者もそれなりに知名度があるのに、今は埋もれてる感じ。 そんな「大逆転」を今回レビューしました。 (あらすじ) 「人間が出世するのは、生まれ持った才能か、それとも育った環境か…

【がんばれ!ベアーズ】少年野球だけど、大人の成長談

いつの間にか世の中から消えてましたね。 家族映画っていうジャンル。 親も子も楽しめる映画。 その代表作が「がんばれ!ベアーズ」(1976)。 僕らの世代はみんなが知ってる映画でした。 数十年ぶりに楽しみたいと思います! (あらすじ) 問題児ばかり集め…

【コンボイ】これぞ、アメリカ版トラック野郎だ!

SF映画ブームの中、公開されたトラック映画「コンボイ」(1978)。 監督はバイオレンスの美学で有名なサム・ペキンパー。 主演は当時、俳優として大人気だったクリス・クリストファーソン(本職は歌手)。 宣伝にも力が入っていて、TVでCMが頻繁に流れてまし…

【ピンク・フラミンゴ】史上最低のお下劣映画の真相はいかに

80年代からカルト映画好きのマストアイテムと呼ばれている奇作。 変態家族が変態ぶりを競うという、おかしな内容。 そして絶対的な存在感を放つ主演女優(?) その映画こそカルトの金字塔「ピンク・フラミンゴ」(1972製作/1986日本公開)。 遂にその映画に…

【シークレット・レンズ】高校生の時にはチンプンカンプンだった映画は、実は奥が深かった

映画を見ていて、何となく大筋は見えてるけど、ディティールがよく分からない、この登場人物のストーリー上の立ち位置が分からない、というパターンにはよく出会います。 しかし最初から最後まで見たのに、話がチンプンカンプンだった、って映画は、そんなに…

【マジックボーイ】テータム・オニールって覚えてますか?更にその弟って知ってますか?

テータム・オニールって覚えてますか? 僕ら世代には、そこそこ人気にあった女優さんです。 70年代には巻頭に彼女のカラー写真がデカデカと載ることも多々ありました。 すんげー可愛いというワケではないんですが、ソバカスがあって、愛嬌があって、隣のちょ…

【プライベート・ベンジャミン】ゴールディ・ホーンのドジっ子を堪能する映画

最近、殺伐とした映画のレビューが多かったので、ここでちょっと軽めの映画。 ゴールディ・ホーン主演の「プライベート・ベンジャミン」(1980製作/1981日本公開) 70~80年代までよく作られてた軽めのラブコメです。 見終わって「あー、面白かった。ところ…

【ゾンバイオ/死霊のしたたり】これはホラー?、コメディ?どっちでもいいけど、面白い!

外国映画って時々、原題とは関係のない、とんでもない邦題を付けられます。 特にホラー映画はその傾向が強いんじゃないでしょうか。 サム・ライム監督「Evil Dead」は「死霊のはらわた」だし、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビシリーズの三作目「Day of the …

【キャノンボール】これは”レース”ではない。チキチキマシン猛レースだ!

公道を使ってアメリカを横断するレースを描いた「キャノンボール」(1981)。 70年代から流行ったオールスター映画でもあります。 勿論、当時のお約束でポスターにも俳優がズラズラと描かれています。電飾みたいです。 この豪華布陣の「キャノンボール」、無…

【モンティ・パイソン・アンド・ホリー・グレイル(吹替版)】原語至上主義者よ、この国宝級の吹替を見よ!

ちょっと前から吹替版ブームっていうのがありますよね。 映画のDVDにTV放映時の吹替音声を特典としてつけたり、有料放送で「懐かしの吹替版」を放送したり。 特に昭和の吹替は人気があるみたいです。 僕みたいに「映画はTVで見て育った」世代狙いですよね? …

【アラン・ドロンのゾロ】普通に面白い活劇。野沢那智さんが恋しい

中学生ぐらいまで一人で映画館には行けませんでした。 また当時は家庭にビデオなんてなく、当然レンタルビデオもサブスクもありません。 だからその頃の映画の主戦場は「日曜洋画劇場」や「水曜ロードショー」といったTVでした。 話題の映画が放送された翌日…

【狼男アメリカン】コメディとシリアスの狭間でフラフラ

今回は「狼男アメリカン」(1981製作/1982日本公開)。 前々回が「カリギュラ」(エロ)→ 前回が「キャットピープル」(エロ/変身)、ということで今回は「狼男アメリカン」(変身)にしてみました。連想ゲームです。 81~82年の変身物三作目です。 (あらす…

【フレッシュゴードン Space Wars】ませた小学5年生が考えた夢の映画?

今回取り上げるのは「フレッシュゴードン」(1974製作/1978日本公開)。 <レ>の方です。 1980年制作の<ラ>の方もカルトですが、今回はよりカルトな<レ>。 いずれ<ラ>の方も取り上げますので、そちらのファンはしばしお待ちを。 (あらすじ) 惑星ポ…

【ダークスター】「場が生み出した」傑作の印象操作

前回は学生映画みたいな「アタック・オブ・ザ・キラートマト」のことを書きましたが、今回は本当の学生映画「ダークスター」(1974製作/1981日本公開?)です。 (あらすじ) 宇宙の彼方で、人類進出の邪魔となる惑星を破壊する任務を負って航行する宇宙船ダ…

【アタック・オブ・ザ・キラートマト】恐ろしいのはトマトではなく、政府なのか?!

「アタック・オブ・ザ・キラートマト」(1978製作/日本未公開)・・・ (あらすじ) 人類に積年の恨みを募らしたトマトたちが、無差別に人間を食べ始めた。しかし、立ち向かう政府、軍隊は間抜けな人材の宝庫だった・・・ 80年代にSFマニアだった人には、…