70年代-邦画
知る人ぞ知る、昭和の男気マンガの実写化、それが今回見た「男組」(1975)。 原作は全25巻の長編で、主人公を中心に正義を貫こうとする若者たちの物語。 中学生の時に、遊びに行った兄の仕事場に全巻あって、むさぼるように読みました。 まだ実家には全巻あ…
カルト映画として頻繁に取り上げられる日本映画の一本。 それが千葉真一さん主演の「直撃!地獄拳」(1974) 何度聞いても凄まじいタイトルです。 なかなか見る機会がなかったんですが、先日プライムセールで東映チャンネルのサブスクが2か月間だけ79円だっ…
70年代後半に突如火が付いたスーパーカーブームって、みなさん知ってますか? 子供たちの間で、フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニ等の高級スーパースポーツカーが爆発的な人気となった現象です。 スーパーカーの写真集やカードは勿論のこと、エンジン音…
クーデターって、独特のゾクゾクする緊張感がありますよね。 日本を舞台にしたクーデターを扱った映画がありました。 それが「皇帝のいない八月」(1978)。 日本映画の中でもとりわけ強く印象に残っています。 最初に見たのはTV。 偶然後半を見たんですが、…
小学生の時、今は亡き豊富東映という、東映映画の封切館に掲げて立った看板を見ながら、こう思ったんです。 「怪獣じゃなくて、恐竜と怪鳥じゃ、ちょっとなぁ」 タイトルもストレート過ぎて、子供へのアピールが全然足りない気がしました。 その映画っていう…
「ゴルゴ13」って僕の世代のマンガ好きなら一度は通ってるんじゃないんでしょうか。 うちも兄が集めていて、中高校生の頃によく読んでました。 ちょっとエッチな場面もあったし。 昭和な喫茶店や食堂に置いてあることも多かったですね。(今でも時折見かける…
「女囚701号/サソリ」(1972)は、正確には僕の世代の映画ではありません。 映画ヲタクになって、この映画のカルト的な人気を知りました。 クエンティン・タランティーノがこの映画の熱狂的なファンで、この映画の主題歌を「キル・ビル vol1」(2003)で使っ…
前回の「嗚呼!!花の応援団」(1976)に続いて、マンガ映画をレビューします。 それはあのルパン三世。 小栗旬さんが実写化(「ルパン三世」(2014)より40年前に実写化されてたんですね。 それが今回レビューする「ルパン三世 念力珍作戦」(1974)。 製作…
「嗚呼!!花の応援団」と聞いて、ある一定の年代は妙な懐かしさを感じるんじゃないでしょうか。 嗚呼!! 花の応援団 (1) 作者:どおくまん,太地大介 eBookJapan Plus Amazon 思い出すのは何よりも大ヒットマンガ(1975-1979)。 あまりのヒットにプラモデ…
【東京湾炎上】の時に、ちょこっと題名を出した【ブルークリスマス】(1978)。 侵略物のSF映画ですが、特撮らしい特撮は一切出てきません。 でもれっきとしたSF映画です。 そして政治スリラーでもあります。 (あらすじ) 世界各地でUFOが出現し、目撃者の…
今回、レビューするのは日本映画「東京湾炎上」(1975)。 「日本沈没」の大ヒットを受けて、邦画でもパニック映画が流行った時期に作られた一本です。 主演は我らのヒーローと言えばこの人、藤岡弘さんです。(まだ「、」がない頃) (あらすじ) 東京湾に…