映画の話から、ちょっと離れてガチャポンのネタを。
その昔、僕はガチャポンに狂ってました。
過去形なのは、一番狂ってたのが20世紀の終わり頃だったからです。
その頃は「仮面ライダー」「ウルトラマン」「ガンダム」をはじめとするアニメ・特撮のキャラをリアルに再現したバンダイのHGシリーズというのがブームでした。
どれぐらいブームかというと、1個200円のガチャポンが、レアものになるとネットオークションで数千円で取引されてたぐらいです。
(当時、嫁さんが誕生日プレゼントとして、僕の欲しかったガチャポンを2000円ぐらいで落札してくれたことがありました)
まさにこれぞバブル。
世界最初のバブルであるオランダのチューリップバブルは勿論、昭和の不動産バブルも体感していなかった僕が初めて「体感する」バブルでした。
集めたガチャポンはアー〇引越しセンターの大型段ボールで三箱分になりました。
しかし21世紀に入ると、世の中のガチャポンバブル熱が一気に冷え、高値転売を狙った業者が大量に在庫を抱えることになりました。今でも、その時在庫を抱えた業者さんらしき方がフリーマーケット等で、この頃のガチャポンを未だに強気の値段で並べているのを見かけます。(さすがに当時よりは安くなってますが)
当時のガチャポンブームのけん引役だったバンダイも、ネタが切れたのか、いつしかHGシリーズの新作を出さなくなり、このブームも終焉。私もガチャポン引退となりました。
ちまみに当時はガチャポンではなく、ガシャポンでした。
ガイドブックも表記は「ガシャポン」でした。
現在のガチャポンは20世紀のキャラ物だけでなく、オリジナルのキャラが多いのが特徴。コップのフチ子さんとか、そうなんじゃないですかね。
実はキャラ物も好きですけど、ちょっと変わったオリジナル物も気になるんです。
だからここ数年ガシャポンコーナーの巡回を再開し、たまにガチャガチャするようになったんです。
そこで今回は最近一番ハマったガチャポンを紹介します。
それは「整列アマガエル」
これはツボりました。
もともとカエル好きっていうのもあるんですが、リアルなカエルの造形なのに、妙に人間っぽいところがしびれます。
「整列アマガエル」というだけあって、4種類そろえると、ちゃんと隊列になります。
この中で一番欲しかったのが、先頭のカエル(オタマジャクシ?)
これを先頭にしたセンスが最高。企画力の勝利です。
これはどうしても欲しかったので、足りない分はメルカリで補充しました。
こういう時、メルカリは便利です。
このガチャポンを出した「キタンクラブ」はなかなか面白いオリジナルものを出してます。
ハトカー(鳩カー)もこの会社だったんですね。
今は「パタパタプルバックペンギン」が欲しいです。
パタパタ プルバックペンギン|株式会社キタンクラブ (kitan.jp)
最後に「買ったガチャポンをどこに飾るか」という最大の問題は解決されていません。
既に本棚の空きスペースはいっぱい。
玄関の下駄箱の上にもいろいろ飾られています。
最後の楽園はトイレの棚。しかしそこから落ちて、トイレの中へ・・・というリスクから今だに置けないでいます。