「嗚呼!!花の応援団」と聞いて、ある一定の年代は妙な懐かしさを感じるんじゃないでしょうか。 嗚呼!! 花の応援団 (1) 作者:どおくまん,太地大介 eBookJapan Plus Amazon 思い出すのは何よりも大ヒットマンガ(1975-1979)。 あまりのヒットにプラモデ…
今回レビューするのは「ガンヘッド」(1989)。 日本発の本格巨大ロボットSF、らしいです。 裏設定も含めてハードSFってことで、マニアの間ではそこそこ有名な作品。 実はこの映画、今まで見たことがないんです。 正直に言えば何となく避けていました。 見た…
ジョン・ランディス監督の隠れた良作「大逆転」(1983)。 面白いし、出演者もそれなりに知名度があるのに、今は埋もれてる感じ。 そんな「大逆転」を今回レビューしました。 (あらすじ) 「人間が出世するのは、生まれ持った才能か、それとも育った環境か…
1970~80年代、バート・レイノルズと言えば、タフガイの代名詞。どんな逆境でも余裕でギャグをかますような爽快キャラが得意で、話題作によく出ていました。 彼はちょこちょこ監督もやってるんです。 監督第3作目が今回レビューする「シャーキーズ・マシーン…
いつの間にか世の中から消えてましたね。 家族映画っていうジャンル。 親も子も楽しめる映画。 その代表作が「がんばれ!ベアーズ」(1976)。 僕らの世代はみんなが知ってる映画でした。 数十年ぶりに楽しみたいと思います! (あらすじ) 問題児ばかり集め…
1980年に突如として一部の雑誌で祭り上げられたアクション映画。 それがジェームス・グリッケンハウス監督の「エクスタミネーター」(1980)。 有名な俳優も出ていないということで、21世紀には「忘れられた作品」になってしまいましたが、昭和の時代にアク…
SF映画ブームの中、公開されたトラック映画「コンボイ」(1978)。 監督はバイオレンスの美学で有名なサム・ペキンパー。 主演は当時、俳優として大人気だったクリス・クリストファーソン(本職は歌手)。 宣伝にも力が入っていて、TVでCMが頻繁に流れてまし…
「ガメラ」シリーズの記念すべき第一作「大怪獣ガメラ」(1965)。 ちょっと今までレビューしてきた映画より古めですが、せっかく見たので簡単にレビューしたいと思います! (あらすじ) 北極に核爆弾を搭載した国籍不明機が墜落、爆弾が破裂した。この影響…
今回レビューするのは「エンゼル・ハート」(1987)。 監督のアラン・パーカー、主演のミッキー・ローク共にキャリアのピーク時に作られた作品です。 原作の話題性もあって、公開当時はそれなりに話題を集めてました。 最近はすっかり忘れられているようなの…
超能力ものって好きなんですよね。 だって超能力って中二病の夢じゃないですか。 超能力映画って結構ありますよね。 「キャリー」「炎の少女チャーリー」「AKIRA」「エスパイ」・・・ そんな中で、密かに推しの映画があります。 それが今回調査をした「フュ…
80年代からカルト映画好きのマストアイテムと呼ばれている奇作。 変態家族が変態ぶりを競うという、おかしな内容。 そして絶対的な存在感を放つ主演女優(?) その映画こそカルトの金字塔「ピンク・フラミンゴ」(1972製作/1986日本公開)。 遂にその映画に…
映画を見ていて、何となく大筋は見えてるけど、ディティールがよく分からない、この登場人物のストーリー上の立ち位置が分からない、というパターンにはよく出会います。 しかし最初から最後まで見たのに、話がチンプンカンプンだった、って映画は、そんなに…
僕が大好きなバンドはThin Lizzy。 アイルランドのロックバンドで、主に70年代に活躍し、84年に解散。 リーダーで作曲家でカリスマだったフィル・ライノットが86年に他界したことで、Thin Lizzyは永遠に消滅してしまいました。 そんな彼の生涯を追ったドキュ…
キングコングって何度も映画に登場してますよね。 最初にキングコングが映画に登場したのは「キングコング」(1933)。 その後、続編、リメイク、リブート、ゴジラとのバトル、メカコングとの戦いといろいろと登場。オリジナル版だけでも1976年と2005年に2回…
テータム・オニールって覚えてますか? 僕ら世代には、そこそこ人気にあった女優さんです。 70年代には巻頭に彼女のカラー写真がデカデカと載ることも多々ありました。 すんげー可愛いというワケではないんですが、ソバカスがあって、愛嬌があって、隣のちょ…
「ジョーズ」(1975)の大ヒットにより、70年代後半から「動物パニック映画」が流行りました。 襲ってくるのが熊だったり、シャチだったり、タコだったり、無人の車だったり、と色々登場。 その中で本家「ジョーズ」のスピルバーグ監督も認めたと言われてる…
小学校の時に「スーパーカーブーム」がやってきました。 70年代後半のことです。 本当に鮮烈な体験でした。 勿論「サーキットの狼」は読んでましたし、スーパーカー消しゴムも集めてました。 その頃、定期的にTVで放送されていた映画が「バニシング in 60」…
吸血鬼映画って、90年代ぐらいから貴族色が強くなった気がします。 元々、ドラキュラ伯爵=貴族でしたが、家族はいなし、手下は妖怪みたいな吸血鬼でした。 でも「インタビュー・ウイズ・バンパイア」や「アンダーワールド」「ブレイド」辺りから、吸血鬼=…
最近、殺伐とした映画のレビューが多かったので、ここでちょっと軽めの映画。 ゴールディ・ホーン主演の「プライベート・ベンジャミン」(1980製作/1981日本公開) 70~80年代までよく作られてた軽めのラブコメです。 見終わって「あー、面白かった。ところ…
「ローラーボール」(1975)。 近未来、管理社会となった世界では、合法的に殺人ゲームが行われていた・・・ もうこれだけで中二病を熱くさせるものがありますよね。 僕もそんな設定に熱くなった一人です。(当時は小学生でしたが) 劇場では見れなかったの…
ジェームス・グリッケンハウスって名前を聞いて、「おー懐かしい」と思う人は相当のヲタクです。 そんな彼の隠れた名作(?)が「ザ・ソルジャー」(1982)。 大昔に劇場で見た時は面白かったんですが、今見るとどうでしょうか? (あらすじ) アメリカで核…
えー、昭和のカルト映画を語る上で、ヲタクな人たちが「外せない」作品ってあるんですよ。 例えば、僕が溺愛する「ロッキーホラーショー」「ファントム・オブ・パラダイス」「デスレース2000年」もその類です。 そんな昭和カルトの「外せない」作品の中には…
今回レビューしたのはショーン・コネリー主演のSF映画「アウトランド」(1981)。 「スターウォーズ」に始まる昭和のSF映画ブームの中で作られた一本です。 だけど、ショーン・コネリーのフィルモグラフィーの中で埋もれてしまっている一本だと思います。 い…
外国映画って時々、原題とは関係のない、とんでもない邦題を付けられます。 特にホラー映画はその傾向が強いんじゃないでしょうか。 サム・ライム監督「Evil Dead」は「死霊のはらわた」だし、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビシリーズの三作目「Day of the …
公道を使ってアメリカを横断するレースを描いた「キャノンボール」(1981)。 70年代から流行ったオールスター映画でもあります。 勿論、当時のお約束でポスターにも俳優がズラズラと描かれています。電飾みたいです。 この豪華布陣の「キャノンボール」、無…
ちょっと前から吹替版ブームっていうのがありますよね。 映画のDVDにTV放映時の吹替音声を特典としてつけたり、有料放送で「懐かしの吹替版」を放送したり。 特に昭和の吹替は人気があるみたいです。 僕みたいに「映画はTVで見て育った」世代狙いですよね? …
中学生ぐらいまで一人で映画館には行けませんでした。 また当時は家庭にビデオなんてなく、当然レンタルビデオもサブスクもありません。 だからその頃の映画の主戦場は「日曜洋画劇場」や「水曜ロードショー」といったTVでした。 話題の映画が放送された翌日…
80年代の妖しい映画と言えばジョン・カーペンター。 このブログでは初監督作品「ダークスター」と製作総指揮をした「フィラデルフィア・エクスペリメント」を取り上げました。 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com pagutaro-yokohama55.hatenablog.com しか…
サブスクって偉大です。 好きな音楽が、思い立ったらすぐに聴けるのが良いです。 僕はお風呂の中にスマホを持ち込んで、よく懐かしい曲をサブスクサーフィンしてます。 何故かお風呂の中の方が聴いてみたい古い曲を思い出しやすいんですよ(笑) さて「懐か…
ちょっと殺伐とした映画が続いたので、趣向を変えて今回は青春映画。 「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」(1986) 1980年後半と言えば、世の中に若手スターがいっぱい登場して、彼らを主演に据えた青春映画が流行った時代です。 これはその中の忘れ…