パグ太郎の<昭和の妖しい映画目撃者>

昭和の映画目撃談&時々その他いろいろ

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【ムーの旅】諏訪探索

えー、ムーの旅、第3弾になります。 今回は諏訪。 目的は勿論、諏訪大社。 なんてったって、日本三大奇祭に数えられる「御柱祭」の舞台ですから。 御柱祭は7年に1度。そして今年はその年なんです。 かの有名な柱(大木)を山から卸す「木落し」は終わってます…

【アニマル・ハウス】今だから分かる?スーパーダメ大学生コメディ

「アニマル・ハウス」(1978製作/1979日本公開)。 「ブルース・ブラザース」(1980)「狼男アメリカン」(1981)のジョン・ランディス監督の名を一躍有名にしたコメディ。 当時、大爆笑喜劇という触れ込みだったので、劇場まで行ったんですよ。 でも、残念…

【ムーの旅】京都探索 ②

えー、今日は意外とフツーでした。 まずは宇治の平等院へ。 キリストの墓に比べれば、かなり鉄板の観光地。 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com なんでこんなベタな場所に行くかというと、僕にトラウマがあるからです。 小学校の時の修学旅行は京都・奈良で…

【ムーの旅】京都探索 ①

ムーの旅は続きます。 今回は京都。 「キリストの墓」のような超絶エキサイティングな場所はありませんが、数多くのパワースポットがあります。 ちなみに僕はパワースポット好きではなく、雑誌ムー好きです。 朝9時に新幹線で到着すると、京都駅近くの喫茶店…

【ジャバーウォッキー】幻の映画は幻のままで

横浜にある名画座シネマジャック&ベティのサイトを見たら、テリー・ギリアム監督の幻の単独監督デビュー作「ジャバーウォッキー」(1977製作/1980日本公開)が上映スケジュールにあるじゃないですか。 今回公開されたのは、4Kレストア版が出来たからです。 …

【ムーの旅】青森探索 ③

最終日の3日目は、意外とフツーでした。 青森は朝から土砂降り。 まずはサッカーファンなら外せない青森山田高校を車の中から見て、縄文時代の三内丸山遺跡へ。 三内丸山遺跡は当時の建物をたくさん再現してて、縄文時代の遺跡の中ではかなり大きい方じゃな…

【ムーの旅】青森探索 ②

青森探索2日目。 昨日のキリストの墓に続き、今日は最強のパワースポット(?)恐山に行ってきました。 八戸からドライブすること2時間半。 山の中、湖のほとりに恐山はありました。 ↑ 恐山の手前にあった三途の川の橋。 更に三途の川の橋の掛け代え募金の看…

【ムーの旅】青森探索 ①

就職前、最後の夏休みということで、二泊三日で青森に来ました。 青森って、見るところがいっぱいあって、なかなか迷う人も多いと思います。 が、しかし、僕は迷いませんでした。 何故なら昔から青森の最優先目的が「キリストの墓」だったからです! えっ?…

【ルパン三世 念力珍作戦】ルパン三世のエッセンスを上手に抜き出したマンガ映画

前回の「嗚呼!!花の応援団」(1976)に続いて、マンガ映画をレビューします。 それはあのルパン三世。 小栗旬さんが実写化(「ルパン三世」(2014)より40年前に実写化されてたんですね。 それが今回レビューする「ルパン三世 念力珍作戦」(1974)。 製作…

【嗚呼!!花の応援団】嗚呼!!懐かしき昭和のマンガ映画

「嗚呼!!花の応援団」と聞いて、ある一定の年代は妙な懐かしさを感じるんじゃないでしょうか。 嗚呼!! 花の応援団 (1) 作者:どおくまん,太地大介 eBookJapan Plus Amazon 思い出すのは何よりも大ヒットマンガ(1975-1979)。 あまりのヒットにプラモデ…

【ガンヘッド】観客より作り手のSF感覚が古いことを露呈したハードSF

今回レビューするのは「ガンヘッド」(1989)。 日本発の本格巨大ロボットSF、らしいです。 裏設定も含めてハードSFってことで、マニアの間ではそこそこ有名な作品。 実はこの映画、今まで見たことがないんです。 正直に言えば何となく避けていました。 見た…

【大逆転】これぞエディ・マーフィーとジョン・ランディスが作った傑作

ジョン・ランディス監督の隠れた良作「大逆転」(1983)。 面白いし、出演者もそれなりに知名度があるのに、今は埋もれてる感じ。 そんな「大逆転」を今回レビューしました。 (あらすじ) 「人間が出世するのは、生まれ持った才能か、それとも育った環境か…

【シャーキーズ・マシーン】アクション映画だと思ったら、バディムービーだった

1970~80年代、バート・レイノルズと言えば、タフガイの代名詞。どんな逆境でも余裕でギャグをかますような爽快キャラが得意で、話題作によく出ていました。 彼はちょこちょこ監督もやってるんです。 監督第3作目が今回レビューする「シャーキーズ・マシーン…

【がんばれ!ベアーズ】少年野球だけど、大人の成長談

いつの間にか世の中から消えてましたね。 家族映画っていうジャンル。 親も子も楽しめる映画。 その代表作が「がんばれ!ベアーズ」(1976)。 僕らの世代はみんなが知ってる映画でした。 数十年ぶりに楽しみたいと思います! (あらすじ) 問題児ばかり集め…

【エクスタミネーター】これはファストムービーか?無駄をそぎ落としすぎアクション映画

1980年に突如として一部の雑誌で祭り上げられたアクション映画。 それがジェームス・グリッケンハウス監督の「エクスタミネーター」(1980)。 有名な俳優も出ていないということで、21世紀には「忘れられた作品」になってしまいましたが、昭和の時代にアク…

【コンボイ】これぞ、アメリカ版トラック野郎だ!

SF映画ブームの中、公開されたトラック映画「コンボイ」(1978)。 監督はバイオレンスの美学で有名なサム・ペキンパー。 主演は当時、俳優として大人気だったクリス・クリストファーソン(本職は歌手)。 宣伝にも力が入っていて、TVでCMが頻繁に流れてまし…